ホテルニューグランドの絶品ラムボール!ワンコインで楽しめる歴史深い銘菓

この記事を読めばHOTEL NEW GRAND(ホテルニューグランド)のラムボールの特徴や食べた感想を知れることをイメージできる写真

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この記事では、ホテルニューグランド内にあるTHE CAFÉ(ザ・カフェ)で買えるラムボールの魅力や実際に食べた感想を紹介します。

横浜が誇るクラシックホテルの歴史が詰まった絶品ラムボールです。

ホテルニューグランドのラムボールの特長

ホテルニューグランドのザ・カフェで買えるラムボールの写真

ホテルニューグランド内にあるTHE CAFÉ(ザ・カフェ)では、定番商品のひとつとして「ラムボール」が長らく提供されています。

ホテルニューグランドのラムボールの特徴をまとめると以下5つ。

  • 1927年創業の横浜が誇るクラシックホテルの人気ケーキ
  • 日本のラムボール発祥の地という説もある
  • さまざまなケーキのくず切れを使って作られるレシピのない伝統に守られた味
  • 消費期限は当日中
  • 2024年現在の販売価格は税込み486円

以下で、ホテルニューグランドのラムボールの特長5つの詳細を解説しています。

クラシックホテルが誇る人気ケーキ

関東大震災からの復興のシンボル的存在として、横浜元町に1927年にオープンした「HOTEL NEW GRAND(ホテルニューグランド)」。

国際都市横浜の迎賓館として、名だたるVIPを迎え入れて来た歴史深い老舗クラシックホテルです。

そんなホテルニューグランドは料理やスイーツの美味しさにも定評があり、人気定番アイテムのひとつとしてラムボールも名を連ねています。

発祥の地の味という説も

ホテルニューグランドは創業時から、「食」へのこだわりがひとしおのホテルでした。

レストランのキャッチコピーは、創業時から今も変わらず「最新式設備とフレンチ・スタイルの料理」。

運営に力を注ぐ中で生み出されたのが、日本初のドリア・ナポリタン・プリンアラモードです。

この3つは今なお看板商品として有名ですが、実はラムボールについても、ホテルニューグランド日本発祥の地という説があります。

ラムボールと言うと、てっきり同じ横浜の喜久家発祥と思っていたのでびっくり!

▼ 同じく横浜で人気の喜久家のラムボールの詳細はこちらから。

ただ、ホテルニューグランド自身がラムボール発祥の地と発言している資料は見つかりませんでした。

また、複数の店がひとつの商品の発祥の地を主張するのはあるあるな気もしますが、ラムボールについては特に言い争っているわけでもありません。

喜久家自身も、「日本では当店が発祥と聞いています」と表現をしているに過ぎません。

横浜という場所柄、戦後海外からの影響で同じようなケーキを同じような時期に作り始めたというのが実際のようです。

なので、どちらを日本のラムボール発祥の地と言っても別に支障はなさそうです。

レシピのない伝統に守られた味

ホテルニューグランドのケーキが販売されているコーヒーハウス THE CAFE(ザ・カフェ)の写真

ホテルニューグランドは、さまざまなオリジナルケーキを手掛けています。

そして、それらケーキを作るときに出るくず切れを使ってラムボールは作られています。

ケーキのくず切れにラム酒やバタークリーム、シナモン、プラリネなどを加え、チョコレートでコーティングして生み出されるラムボール。

切り落とされるケーキの種類や量は日々変化するため、ホテルニューグランドのラムボールにレシピというものは存在しません。

人気商品ゆえ、売り切れないようクッキー生地を足すなどの工夫をしつつ、職人の舌だけを頼りにその味は守られているそうです。

ホテルニューグランドの「ラムボール」には、流行に媚びない歴史と伝統が詰まっています。

賞味期限は当日中

ホテルニューグランドのラムボールの消費期限は、当日中です。

ラムボールの中には1週間ほど日持ちするものもありますが、ほかのケーキと同じく日持ちはその日中とのこと。

材料にほかのケーキの切り落とした部分を使っているとなると、仕方ない気もしますね。

ホテルニューグランドのラムボールは、イートインのほかテイクアウトもできますが、その日中に食べられるタイミング以外での購入はおすすめできません。

2024年現在税込み486円

2024年現在のホテルニューグランドのラムボールの値段は、税込み486円です。

ホテルの歴史と職人の技術が詰まった味をこの値段で楽しめるとなると、かなりリーズナブルな印象です。

テイクアウトもできるので、ワンコインで気軽にこの味を楽しめるのは嬉しい限りですね。

ただ、1年前、2023年前半に食べた時のホテルニューグランドのラムボールの値段は税込み378円。

時代の流れを思うと仕方ないとは思うものの、1年で3割の値上げは正直インパクトがあります。

とはいえ、この先も値上がる方向にしか進まない可能性が高いので、早めに食べれば食べるほどお得です。

食べた感想

ホテルニューグランドのザ・カフェのケーキ箱の写真
ホテルニューグランドのザ・カフェのケーキ箱の蓋を開けた写真

要冷蔵・消費期限本日中とのことだったので、申し訳なさを覚えつつひとつだけテイクアウトで購入しました。

テイクアウトをする人があまりいないのか、不慣れな感じで少々歪に組み立てられた12・ 9・ 高さ8.5cmの小さい白い箱に保冷剤付きで入れてもらえました。

ラムボール自体は、底面の直径約5.5cm・高さ4cm強のドーム型と小さめながら、重さ約60gというずっしり感が嬉しいです。

ホテルニューグランドのザ・カフェのラムボールの写真
ホテルニューグランドのザ・カフェのラムボールを横から見た写真
ホテルニューグランドのザ・カフェのラムボールを裏から見た写真

頭上にさりげなく添えられた金箔が、ホテルならではの贅沢気分を演出してくれます。

一方で、上からチョコレートをかけるスタイルらしく、底面にはチョコレートの姿はありませんでした。

実際に食べてみると、ラム酒の香りはしっかりするものの、お酒特有の苦味などは一切ありません。

優しく香るシナモンやナッツの風味がぎゅぎゅっと詰まったスポンジ生地と、甘いチョココートのコラボがたまりません!

ホテルニューグランドのザ・カフェのラムボールの断面写真

不思議なほどクセがないものの、柔らかく口溶けの良いチョコの力強い風味の中に広がる複雑な味わいがすごく美味しいです。

個人的にはこれまで食べてきたどのラムボールよりも好きで、個人的にファンです。

ただ、買ってすぐは半分だけ、残りは半日ほど時間が経ってから食べたところ、思った以上に印象が違いました。

生地側が馴染むのか、ナッツなどの主張が増していて個人的には即食べ派!

この変化も面白かったので、ぜひ自分好みのホテルニューグランドのラムボールの楽しみ方を探してみてください。

買える場所

  • 店名:コーヒーハウス THE CAFE(ザ・カフェ)
  • 住所:神奈川県横浜市中区山下町10 ホテル ニューグランド本館1F
  • 最寄り駅:みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口から徒歩1分
  • 電話番号:045-681-1841
  • 営業時間:10:00~21:30(L.O. 21:00)
  • 定休日:なし
  • イートインスペース:108席
  • ウェブサイト:https://www.hotel-newgrand.co.jp/the-cafe/

ホテルニューグランドのラムボールは、1階にあるコーヒーハウス「THE CAFE(ザ・カフェ)」で提供されています。

発祥の地と言われている「シーフードドリア」「スパゲッティ ナポリタン」 「プリン ア ラ モード」も、こちらの店内で楽しめます。

ラムボールを含めたケーキはイートインのほかテイクアウトもでき、宿泊者以外も気軽に利用可能です。

また、ホテルニューグランドのすぐ近くに2024年4月にできた「S.Weil by HOTEL NEW GRAND(エスワイル バイ ホテル ニュー グランド)」。

こちらの店頭にラムボールが並ぶこともあるようです。(近く偵察予定)

なお、ホテルニューグランドの一部デリやスイーツは通販でも購入できますが、ラムボールは残念ながら対象外。

ホテルニューグランドに足を運ばなければ楽しめないレア感の高さも、ラムボールの魅力です。

ホテルニューグランドのラムボールのまとめ

横浜が誇るクラシックホテル「HOTEL NEW GRAND(ホテルニューグランド)」。

1927年の創業以来レストラン運営に力を入れた結果誕生したのが、日本初のドリア・ナポリタン・プリンアラモードです。

ホテル1階にあるコーヒーハウス「THE CAFÉ(ザ・カフェ)」では、その元祖の味とともにパンやケーキを提供。

中でも、発祥の地という説がある歴史深い「ラムボール」は、驚きの美味しさです。

ケーキの切り屑を使って作られるレシピのない、職人の舌だけを頼りに守られてきた伝統の味でもあります。

ぜひホテルニューグランドに足を運んだ際には、その美味しさ堪能してみてください。

▼ ホテルニューグランドのガトーショコラ詳細はこちらから。

※ 記載の情報は、2024年8月時点のものです。

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